あなたの車は静かですか?
こんにちは
ジー・エス通信 更新担当です。
今回はオーディオ関連でも少し違う更新になります。
アンプについては、皆さんに分かりやすいように書こうと思って考えているのですが
ちょっと煮詰まっているので、もうしばらくお待ちください(汗)
さて、今回の「あなたの車は静かですか?」
ですが、車を運転していると走行音や車外への音って気になりませんか?
・走行中:「ゴー」
・段差時:「ゴトゴト」
・雨天時:天井に雨が当たる音
・停車中:周辺からの騒音
・Bluetoothでの電話の声など
等々、色々不快な音が多く、せっかくスピーカーやヘッドユニットを替えアンプも積んだのに
なんだか思った音が聞こえない、そんなに良くなった気がしない
と思われた方も多いのではないでしょうか?
そもそも音が聞こえる原理は、振動です。
これを念頭に置いて、違いをご紹介していきます。
まず原因は、車種、グレードによる車の作り込みが違う!
大まかに、大衆車と高級車では全くと言って良いほど、材質、作り込みが違います。
では、何が違うかですが!
・鉄板の厚み
・吸音材の使用量・材質の違い
大きく言うとこの2つの差です。
大衆車は高級車と違いは、安価で提供できるようにコストをかけずに仕上げてあり
鉄板も薄ければ、吸音材も申し訳程度しかついていません。
よく言われる「安かろう悪かろう」状態です。
ただ、車としての役割としては問題ないです。
では、ここから例を挙げながら防音の違いを説明していきます。
・厚みによる音の違いについて
鉄板が厚いことにより、ボディー自体の強度が上がり、重量も重いので
車外からの振動も少なくなります。
振動が少なくなることにより鉄板から伝わってくるロードノイズ等も少なくなり
結果静粛性が高い車になるという原理です。
例:下敷きの様な薄いものをデコピンしたら音的には「ビヨヨ~ン」など軽い音がするはずです。
では、同じサイズの鉄板をデコピンしても「コツ・カン」と少し重い音がしてるはずです。
極端ですが、この違いが高級車との違いだと思って頂けると幸いです。
・吸音材の使用量・材質の差
材質的には、殆ど違い無いですが薄かったり、量が少ないのです。
決定的な違いは同じ場所に同じ量が付いているか、付いていないかです!
高級車の場合、各所にこれでもかと言うほど吸音材が入っています。
大衆車の場合、最低限の場所には一応入ってます。薄くてペラペラの物が申し訳程度にです。
この違いが、共鳴して鳴っている音を吸収しきれず、車内に音が侵入してくるというのが
一般的なロードノイズ、車外からの音です。
例:一度は経験があると思いますが、学校の音楽室って意外と音漏れしないですよね
あれには理由が有りまして、音楽室の壁を思い出してください。
壁に小さい穴開いてませんでした?
あの穴に音が侵入してその先にある吸音材が音を吸収してくれているので音が漏れない
もしくは中が静かと言う状態になるのです。
まぁ、学校の音楽室は窓が大量にあったりするので、そこまでの防音性能は無いのですが・・・
吹奏楽などで使う音楽室はもっと厳重になっているので、そっちの方がイメージしやすいかもしれませんね。
蛇足ですが、コンサートホールなどは、また違う作りの防音をしてるんです(笑)
えーと、何で音楽室やコンサートホールに詳しいかですが
実は私・・・元トロンボーン奏者(吹奏楽経験者)だったのです(笑)
次の更新は、もう少し詳しく写真付きで説明していこうと思いますので、
興味のある方は続けてみて頂けると幸いです。