塗装の柚子肌ってご存じですか?
皆さんおはようございます!!
フェイスブック上でも簡単に上げた内容なのですが
塗装には柚子肌と言う現象があるのはご存じでしたか?
発生する理由として塗装時のガン圧不足により発生する場合があります。
これは残念ながら新車でも起こりうる症状でして
柚子肌のままお手元とにくる場合があります。
ちなみにディーラーでは対応してくれません。
板金塗装業者でも面倒くさがられる内容です。
そして極端な例で行きますが、写真付きでご説明します。
※写真は全部私の車で自分で作業していった内容です。
嘘偽りなく記載します。
では第1弾 【塗装後の柚子肌】
1枚目は場所は別ですが、塗装・乾燥後に撮った写真となります。
2枚目はクリア塗装直後の写真になります。
見て頂いて分かるように、販社の仕方が乱反射しているように見えますよね。
新車でここまで酷いのはよほどのことがない限りで回ることはありません。
ただ、柚子肌とはこんな感じですよと覚えておいてください。
柚子肌の原因について先に書いた内容で間違いはないのですが、
カラー塗装の柚子肌、クリア塗装の柚子肌などいろいろあります。
私のはクリア塗装での柚子肌となっています。
カラー塗装の柚子肌はクリア塗装前に調整済みです。
では第2弾 【柚子肌調整】
こちらは800番のサンドペーパーで表面研ぎをした状態です。
よく見て頂くと所々ブツブツとしたものが見えているかと思います。
続けて1000番のサンドペーパーで研いだ後になります。
フォグランプ下の段差を見て頂ければわかりますが、光の反射がブツブツしてますね。
これが柚子肌です。
本来これをなだらかにするのですが、ここまでするのは時間も労力もかかるので、嫌煙されてます。
こちらが2000番のサンドペーパーで研ぎだした後です。
800番、1000番とは表面の削れ方が全然違い細かくなっているのがお分かりになるかと思います。
私はここから磨き上げの作業に入っていきます。
では、第3弾【磨き】
ご覧いただいて分かる通り、柚子肌が完全に調整され、右半分の映り込みが綺麗に映り込んでいる状況になってます。
ここまで出来たらほぼ完成しているも同然です。
鏡面仕上げで仕上げ終わった塗装表面となります。
反射具合を見て頂ければわかるのですが、どこにも柚子肌のあとはありませんね。
大体の業者さんはこのあたりで終了しているかと思いますが、
時間と費用を出していただける方に対してはこれよりさらに上の研磨をさせて頂きます。
はい、こちらが私が現在できる鏡面仕上げの上の最終仕上げです。
どうしましょ顔まで若干映り込んじゃいましたね(笑)
あと、よく見て頂けばわかるのですが、右のバンパーとフェンダーの表面の映り込みを比較してください。
フェンダー部分は新車納車時からの塗装です。
よーく見るとブツブツしてますよね。
これが大量生産の塗装表面、柚子肌です。
なんだかんだと時間がかかりますが、ここまで車は綺麗になるんです。
最終的にどうなったかはこちら!!
一番最初の艶、輝きとは全く別物になるんです。
もし気になるようでしたら、ご相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせください!!
この時とは多少変わってしまってますが、私の車も会社にはおいてあるので
サンプルとして見て頂くことはできますよ。
ではまた何かネタがあれば書いていこうと思います。
ここまの長文をで読んで頂き誠にありがとうございます!