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株式会社ジー・エス

ブレーキパッドの減り方について

皆さんこんにちは

皆さんはブレーキパッドはどのぐらいのタイミングで交換されていますか?

最近の傾向ではおよそ4万キロ~交換される方が増えてきています。

 

でも実は走り方ひとつでブレーキパッドの寿命が延びるんです。

近年はオートが増えてマニアルに乗っている方々が減ってきているのと

若い方だとそもそもマニアルの存在を全く知らないという方もいるかと思います。

 

マニアルの場合はシフトダウンをすることによって強制的にエンジンブレーキをかけることができるのですが

オートマの場合オーバードライブ、もしくはSレンジ等にギアを替えないとエンジンブレーキが掛かりにくいです。

※エンジンブレーキとはギアの抵抗力を利用したブレーキとなり、フットブレーキとは違う速度の落とし方のことです。

 

かくいう私の愛車もオートマなのですが、パドルシフトと言うものが付いているタイプになり

強制的にシフトダウンをすることが出来るのです。

 

疑似マニアルの様な使い方が出来るタイプの車です。

その利点を使うことによって、極力フットブレーキを使わずに減速をし、フットブレーキは最小の使い方が出来るのです。

※ざっくりフットブレーキは、ブレーキパッドを押し出してローターを挟み込んで止まらせる機構のことを言います。

 自転車の前輪のブレーキシューと同じと考えてもらえると分かりやすいですね。

 

 

しかし近年のオートマ増加によってエンジンブレーキを知らない方が多いので、基本フットブレーキの多用となり

それに比例してブレーキパッドの交換時期も短くなっていくのです。

 

近年は車の性能も格段に良くなりブレーキ制動もよくなってきています。

良くなる=パッドが減りやすくなる。

と言う構図が完成しているようにも思えます。

 

最近運転をしていると車間距離が昔に比べ短くなり、近くなりすぎた車間をブレーキを踏んで離すという方々が増えてきています。

いかにブレーキの性能が上がったとしても、車が止まれる距離はあまり変わりませんので、

自分の限界をよく見極めて車間距離を取ってください。

 

では、ブレーキパッドの交換頻度を減らす方法ですが、先に記載した内容のまとめになります。

①車間距離を取り、極力ブレーキパッドを減らさない(フットブレーキを踏まない)方法で減速

②エンジンブレーキを使いながら減速をする。

③急ブレーキをせずにふんわりとブレーキを踏む

 

この様なことをするだけで、4万Kmぐらいで交換になっていたパッドが2万Kmぐらい伸びると思います。

 

ちなみに私は走行距離16万7千Kmですが、ブレーキパッドを交換したのは8万Kmで1回

ついこの前15万Kmほどで2回目の交換となりました。

1回目の交換の際は残mmは忘れましたが、2回目は約3.5mmほど残っており

まだ1万kmは乗れたかなと思いながら交換した覚えがあります。

 

おまけ

ブレーキの多用をしないことにより、ローターの摩耗も少なくなり

ローター交換をする頻度も確実に減るので、お財布にやさしいこと請け合いです。

 

安全運転を心がけることにより、車の部品は長持ちしますので、一度お試しください。